カテゴリー別アーカイブ: ひろちゃんの日記

軍手

これは、道ばたに落ちていた軍手。
雨に濡れていた。

その前の日、店の前に黒い手袋が落ちていたので
そこの前の駐車場のフェンスに掛けておいた。

ところが、この同じ手袋でも私は拾うこともせず、そのまま通り過ぎた。二、三歩進んで少しだけ迷ったがそのまま通り過ぎた。
気になっていた私は次の日もその次の日もその軍手が道路のほぼ真ん中にそのままなのが嫌で、近くの家の前の生け込みの石積みの上に置いておいた。そして、一週間を過ぎ、今日、その軍手は石積みの下に落ちていた。
何故かほっとして私はそれを拾い、店に持って帰り、ゴミ箱の葬った。
店のスタッフ「キッシー」は生き物など、とても命に優しい!このキッシーにこの軍手を見せて聞いてみた。
「キッシーだったらどうする?」って・・瞬時に
「拾わない!」だった。

私は今も何か自分の行動とうち捨てられた軍手の運命に付いて釈然としないままでいる。

ちなみにフェンスに掛けておいた黒い女物の手袋はいつの間にかそこにはなかった。
多分今日も2万人に達しようとしているパレスチナ人がいる。兵士達はその手に手袋ではなく「軍手」をしているはずである。
しかも、寒さに震える子供達の手にはその「軍手」さえもない。
それが、今この地球上で起きている、人間が起している「戦争」の姿なのである。            HIRO

時代は超えられない!

ある随筆家を続けている。とにかく彼は著名な人物と会っている。その中にこんなものがあった。

「暖炉の火って、いいなあ」
と〈彼〉が言った。
「いいですね」
と私も言った。

ー中略ー

「昔、ロバート・ミッチャムの家に行ったことがあるんですよ。彼が日本で「THE Yakuza」を撮り終わった直後のことでしたけどね。ベアレーの彼の家に招ばれて訪ねると、誰もいない部屋に通されたのです。その家というのが洒落ていましてね、ヒヤッとするほど冷房をきかして、それでいて暖炉に火をつけてあるんですね」
「外は暑いわけですね」
「ええ、陽はカンカンに照っている。それで本人がどうしているかといえば、自分の家の庭のプールサイドで体を焼いているんですね。ただ客に暖炉の火を見せるためだけにだけ部屋に冷房をきかしている。それも一部屋だけじゃなくて、三部屋も暖炉に火が入っているんです。参りましたね、ぼくは。贅沢っていうのはこういうことなんだと思いましたね」
「心憎いですね」・・・
ー中略ー
「ほんとに贅沢な話ですね。でも、聞いていて少しも不愉快じゃない。おぬしやるな、って言う感じでね。取り巻きを連れて、銀座の高級クラブを豪遊してまわるというのとは、まったくちがう贅沢ですからね」
「そう、気持ちがよかった」
と語るのはあの高倉健と沢木耕太郎。

時代という枠からは例え天下の名優であれエッセイストであれ、抜け出ることは出来ない事を表している。
かの、日中戦争から太平洋戦争の時代、学校でも習って誰でも知る知識人、小説家、戦時は積極的に戦争を支持し、戦後になって「民主主義の旗手」とされた少年児童文化協会の小川未明を始め、武者小路実篤、石川達三、菊池寛、佐藤春夫、吉川英治、林芙美子、横山利一等々あげればその時代に既に活躍していた人達の殆どが戦争を支持するメッセージを書いている。例えそれが「書かされていた」ものであっても、敗戦後彼らはそのことをどう書いたのか???口を拭って何も触れていない。だから、戦後でも教科書に堂々と載っているのだ。では沢木耕太郎氏はどうだろう???
彼のエッセイは流石に面白い、面白いから読んだ!これからも読むだろうと思う。けれどそれは「こう言う考えの人が現代では、もてはやされるのか!そうか!」という認識をする為である。

人とはそうそう変われるものではないのだ。

ひろ

挑戦した結果・・・

2週間位前
ひろちゃんが留守の時届いた・・・
ん?
「のど自慢予選会のご案内」
●出場番号 81
●歌う曲目 さくら(森山直太朗)

   

知らない間に応募されていたみたい ウィンク
ハガキは字が小さいからと
拡大コピーして見落としが無いか
チェックされたり
合間近くのカラオケで練習行かれたり

驚きなのは
予選会は本日11日(土)
200名の内20名が本選に出場~

結果発表は夕方17時30分以降・・・
12日(日)当日は朝7時30分~打ち合わせ
本選生放送0時15分~1時

予選と本選がこんなにタイトなスケジュール 猫2

本日予選・・・
何を着るかの最終チェック??
(前日に決めてましたが)
セーターも良かったけれど
せっかくお花屋さんだし、「さくら」歌うし
桜色のミナズキをコサージュに付けて欲しくて ウィンク

セーターだとお花付けるの変だしね!

   

シンプルなグレーのシャツに決定~
ミナズキも良い感じに付けて・・・・

は~い!
お帰りなさ~い!
お疲れ様でした~!
うっかりエントリーのナンバーを付けたまま
帰ってこられたから
記念にパシャリ 📷

結果こそ残念でした💧
滋賀はカラオケの人口が日本の中でも
トップクラスらしく ふらふら
かなりレベルが高かったそうです。

選曲もキーは原曲のままらしいから・・・
(ちょっと選曲ミスだったかも?)
相談してくれたら良かったのになぁ~ ♪

それでも楽しかったみたい。
良い経験だったみたい。
又、挑戦したいらしい・・・
次回はお茶の間の皆様の前でお会い致しましょう~

事前にお知らせしていた皆さんへ。

告知に時間がなかったから
結果を待たずお知らせし期待して頂いたと思います。

中には・・・
埼玉へ引っ越されたお客様家族にもお知らせしたし
「楽しみにしています。応援しています。」
あ~!
必ず出演出来るって決まった訳ではないしなぁ~

でもこの機会にお久し振りに相変わらずな?
ベティ・ブーフのながのひろゆきの飽くなき挑戦など
お楽しみ頂けた?
次回は是非~!
期待してま~す!!

   

そう言えば・・・
今回の歌は一度も聞く機会がなかったよ~ ♬♪
聞かせて欲しいなぁ るんるん (音符)

kissy

撮る物が違う

七条大橋上から・・・
気持ち良くて暫く佇んでいたら
遠くに見えるJR線と新幹線 🚃 🚉
何台か通るのが見えました。

繁華街から少し離れただけで
人も少なく静かな雰囲気・・・

雨上がりな感じもしっとりしてます。
ひろちゃんが
「滋賀は琵琶湖、京都は鴨川があるから
空と風を感じられて涼やかだね」
確かに・・・
京都は盆地で夏の暑さ(湿度の高さ)半端ないって聞きますが
鴨川と地下水が豊かなお陰で
そんな暑さも少しましに感じるかも?

置物の様にじっとしてるけれど
これはれっきとした作戦~!
川の中の獲物を採る瞬間を見定めています。

跳んだね~!

そして・・・
此処にも君~!

これらはひろちゃん撮りです。

そして・・・
まだまだつづく・・・

kissy

 

ほんの僅かでも・・生き残るために

「運命何てあるのか?」
急に明るくなった狭い床で、
「まさか!」なんて思ったかどうか? でも
急に、その床の上、慌てて動き回わるお前は
身の危険が迫ってくるのが判っているようだ。
でも、それは一瞬の事!
なんの前触れもなくお前は私に潰され死んだ。
私にもこれといった「潰す事」ことの正しいという
理由なんてない。ただ、いつもお前と同じ動きで、
大きさが違う仲間か?親か?に驚かされると、ただ、
「嫌だ!」と思ってはいたのだ。ず~っと。
その仲間も皆、私は処分してきた。
もう、習慣に近い。

潰されるおまえにだって理由なんて多分判っていない。
けれど、急な明るさと、人間の気配がするだけで逃げ惑う
様になったのも、それは同じように習慣になってしまった
のだと思う。君たちの生き残る手段が人間には理解できない
というだけで嫌われる生き物は他にもいる。

ただ、私には殺虫者、殺ゴキブリ者という罪の意識が
ひとかけら、心の奥にあるのを知っている。そのひと
かけらの罪の意識がもしかして、人類を救うことだって
あるかもしれない。
いや、あって欲しいと思ったりしている。

今年初の舞台観劇は・・・

観終わって帰る頃・・・
まだ18時前なのにもう真っ暗でした。

一年ぶりの「京都造形芸術大学」

   

 

1ケ月前に咲良ちゃんから届いた手紙に同封されていた
咲良ちゃん在籍の「舞台芸術学科」
卒業製作公演のチラシ。
これはどうしたって時間作って観に行かなきゃdouble exclamation

14時~の部
開演10分前に到着でバタバタ。
ゆとりで出発したのに!!
京都は激混みだった~(も~がまん顔

  

いつもの春秋座を横目に・・・
大学内にある studio21へ向かいます。
studioって言っても小劇場並み。
下北沢のザ・スズナリに似た感じでした。

 

・・・→ ・・・観劇中 ・・・→・・・

今回上映時間が3時間!
途中15分休憩をはさみます。

休憩時間は会場横から外の空気を吸いに出てみました!

あっ、メメとメルに似たネコちゃん。
周りを見渡してなるほど・・・

大学では地域猫をお世話するサークルがあります。
そのすぐ近くだったのです。

・・

 

ここの校舎は瓜生山をうまく利用して建っているので・・・
迷路みたいだったり。

 

今まで気が付か行ってない場所もたくさんあって、
今回こんな階段を発見しました double exclamation
落石?
ではなくて・・・

色んな所で遊び心を発見出来るのも、お楽しみのひとつです。

休憩時間終了~

 

 

・・・ → 観劇中 → ・・・


久し振りに観た3時間という長丁場の舞台。
原作:鈍獣
作:宮藤官九郎
2004年にPARCO劇場にて初上演
演劇ユニット「ねずみの三銃士」書き下ろし作品

その時の主演「生瀬勝久・池田成志・古田新太・・・」
誰がどの役を演じたのかなぁ~?

ホストクラブが舞台なのと・・・
作品自体少しシュールで台詞自体にも
官九郎さんの世界観は漂っていました。

学生さん達が作り上げた舞台の完成形はプロ並み!!
凄かったのは、暗転なしにほぼ6人が作り上げる舞台。
そしてなかなかの台詞の量double exclamation 圧巻でした。
最後のオチもしっかりと!

多分凄いエネルギーを消耗されたとは思いますが
この舞台を作り上げた仲間との達成感は半端ないはずです。

江田っち・・・声の渋さ、沢山印象に残っていますが
何と言っても、円形脱毛症のくだりは最高でした。

岡本さん(役名と本名一緒)
声が可愛くて声優でもいけそう。

あ~、凸川さん。
私、今回出演された役で、凸川さん一番好きでした。
最後までエレベーターから出てきてくれてありがとう。
声の雰囲気も漂ってる雰囲気も、良かったです。

順子ママ・・・この舞台の企画・演出そして出演!
ずっと赤いチャイニーズドレス姿で、体当たりな演技でした。

静さん・・・最初から最後まで、ずっと可愛らしい記者役。
台詞も多かったですよね~。

ノラさん・・・あのぶりっ子が似合う人、そういません。
雰囲気も声もピッタリで可愛かったです。

アキラ・・・唯一台詞ゼロの人、でも良いお仕事でしたね。

kioskのおばちゃん・・・笑わせて頂きました。

 

今回は演出助手の他、
小道具・宣伝美術も担当した咲良ちゃんでした。

沢山の裏方さんはじめ、出演される皆さんと沢山の準備、
稽古等、本当にお疲れ様でした。

今日は12時開演。
チャンチことひろちゃんが駆け付けてるはずです。

 

いよいよ、来年4月は東京新国立劇場だね。

卒業式前は多分稽古で東京だ~!

勿論、観に行くよ~!!
ファイト パンチ

kissy

駆け付けましたよ!!! 今日は私こと「ちゃんち」が
で私からの報告です。

 という訳で、出演者のみなさんといっぱい
お友達になってきちゃいました。

勿論!この子達とも

ひろちゃん

Face book   ながのひろゆき

ベティブーフ

 

残して置きたい・・モヘアとソメコ、ソメタ、ミミの話

 

この夏、ソメコとソメタ、そしてミミを産み二十二年の長寿を全うした母猫が八月五日に初美に見守られながら静かに亡くなった。

膳所駅で捨てられていた猫のうち最後に残っていた子猫が初美の元に来た。だから、しばらくはお店にも、お店のテーブルの上にもいてみんなに可愛がられたと記憶している。
真っ白な毛で「モヘア」という名を長女が付けた。
初美の肩に乗ると背中に垂れた太めの尻尾をゆらゆらと気持ち良さそうにいつまでも揺らす。唯一、モヘアの初美と居る至福の時だったようである。
初美が前の家に引っ越す前の家の時、幼いモヘアは水を嫌わず、初美が入浴中の風呂場に入ってきて湯船の縁に小さな足で乗っかってきたらしい。歩いているうち湯の中に落ちたこともあり、慌ててタオルで拭いて肩に乗せていたのが癖になったのではないか?と言っていた。
モヘアはもし、人として生まれていたら「マリア様」か「観音様か?」というほど優しくおとなしい猫だった。それも初美が心から命あるものをいつくしんでいたからだろうと私は思っている。
ソメタとソメコの名は私が付けた。ソメタもソメコも目の色がブルーと茶色、しかしソメタだけ生まれつき障害がありその為片目を摘出する手術をして命は助かったが片目が失明してしまった。ソメコと、そのあと生まれたミミとも仲良しで兄弟の中では一番性格が優しかったと初美は言っていた。そのソメタが前の家に引っ越してから一年目、家猫だったソメタが姿を消した。初美が必死に探したがとうとう一年経ち、二年経っても帰ってこなかった。
もうひとりの兄弟のソメコは大の人見知り。初美にしか気を許ず、誰が行っても隠れてしまう。子猫をすこし大きくした位の体でモヘアの毛並みを受け継いで真っ白、だが毛足はそんなに長くない。

ミミはソメタとソメコの半年遅れの妹。
ミミが生まれた時一緒に産まれた子が死産で、そのままにしておけないと早々に初美が葬ってしまった。これがモヘアにとってかなりショックだったらしく、モヘアはミミを初美にも手の届かない所へ隠し始めた。時々私が行ってもほとんど隠れて出てくる事も目にする事もなかった。ミミの雰囲気、グレーのトラ、モコモコとした太めの体つきの割りには小顔という姿は一番私には可愛く思えていたので残念でしょうがなかった。

ひとり残ったソメコはモヘアとは一年しか違わない歳である。けれど相変わらず小さく階段近くの、階下の気配が判る所でまるで子猫の様に丸くなって寝ている。

モヘアが亡くなる一ケ月前から人懐こくなっていたのが、今では私の胸の上でムギュムギュを繰り返し、私の顎鬚の辺りに顔を擦り付けてくる。あの逃げ回っていた頃がうその様である。
可愛さを越してソメコの「寂しさ」が伝わってくる。 ソメコは今、私に命の愛おしさと温もりを教えてくれる存在になっている。そばの低い机の上にミミとモヘアとソメコが一緒に移った写真が大切に飾られている。

P.S  随筆風にしたため、敬称略で書きました。
初美はキッシ-の事

 

たんぽぽの夢

 

春の風が吹く道にタンポポが茎を伸ばしています。

この間観たときは未だ綿毛も出ていませんでしたが・・・

きょうは 風に飛んで行くところを観る事ができました。

前にも書いた記憶がありますが、タンポポの凄さは
その花が綿毛になって飛んいくまでにあります。

先ず、蕾から花を咲かせます。
次に咲き終わった花は茎を地面近くに下げて、綿毛になり種を付ける迄待ちます。
タネが飛ばせるまでになった時、はじめて、元の様に茎を伸ばし風を
待つのです。
これから飛んでいく綿毛の邪魔をしないように、他の花はその茎を伸ばすことはありません。
タンポポの葉はロケット状でまーるくなって陽の光をいっぱいに浴びる事が出来る様に広がっています。これはとても分かりやすく皆さんも良く知っておられます、
それにしても、この綿毛が飛んで行く先を考えた事ありますか!
どこかに、根が張れるところへちゃんと種が落ちる確率はとても今の街中では低いと思います。
それでも、タンポポは「信じて」種を風に乗せるんだな!!と思ったらなんかとても泣けてきました。

 

 

終わってみて知ったこと・・・・

 

        身近は「ダメ!」とはなんだ?・・・・・・・・・・・・・
と思われるかも知れませんが、ちょと考えれば
あ~そういう事、と思い当たる筈。
久し振りに休暇をとって一人旅をしたら町内の人に出会ったとか・・・・・・
自分だけの大切な「隠れ家的な」と思っていた所で昨日会ったばかりの
人と出会った!など・・・・

今回初挑戦した「舞台」という場は人生で初の「役者」をするという「場」でした。
そこで自身の仕事場に近いとか、仕事場を知っているとか、の方々と出逢ってしまったのです。しかも何人もの
かの「樹木希林」さんが普段の生活では「人に会いたくない」と語っておられました。それがとてもよく解るのです。何故か?多分「舞台」にしても「映画」、「テレビのドラマ」など、出られる役者の方々は、非日常を楽しむことだからだと思うのです。ところがここに「日常」を持ち込まされると「うんざりする」のです。

そろそろ時間も経って、今回、舞台稽古中これに悩まされていたんだ!と言う事が解ってきました。これは経験したものでないと解らない事かも知れませんが、殊に「お店」というものを介していると、中々なのです。

ひろちゃん

” ちゃんち ”として役者デビューします。

この度 わたくしことながのひろゆき(本名:永野博之)は”ちゃんち”として役者デビューする運びになりました。つきましては・・・・隅から隅まで、ずずずぃーと御引き立て奉りますよう御願奉ります。

ということで、この頃ではとにかく「舞台」に関するものならなんでも、今まで観なかった宝塚のステージオン・・・とかまで観ては勉強しています。
「演じる」とは、「舞台」とは、それまで役者は演出家はどんな気持ちで何を考えるのか?など
これを学んでいくと何が見えてくるのか?本番の8月25日、26日まで
これをしばらく考え、取り上げて皆さんに読んで頂きたいと思っています。
お付き合いください。

舞踏家 白神ももこさんと舞台上で「母の日」
で、クタクタの私(ちゃんち)

レジェンド・オブ・LIVE 2018.8.25 (土) /  26(日)