アートを求めて。Ⅱ

「日本民藝館」
展示されていたのは、どれも特別な物ではなくて
生活の中で使われ、身に付け、飾られていた物ばかり。
今は何でも気軽に手に入る時代、物を大切にするdouble exclamation
そんな意識が無くなってるなぁ~って思います。
ここで目にしたモノたちは、そんな時代の流れの中、確かに庶民の中で
息づいていた。モノ達の背景にはこれを使っている人や
遊んでいる大人や子供達お年寄り等色んな時代の人達が見えました。
個人的に面白く観た展示は「遊具」です。
貝合わせ・凧(凄く小っちゃくてびっくり)
羽子板(これも小さく質素な雰囲気) 花札・カルタ等・・・
陶器の展示は、涼しげな雰囲気がしたので、後から、受付のお兄さんに聞いたら、やっぱり、夏と冬で展示の内容を変えるそうです。
夏は、涼しげに見えるもの、冬はぬくもりを感じるもの。
工夫された展示の仕方や、見せ方も良かったですね。

後・・・古い時代の大津絵も何枚か展示してあって、親しみを感じました。まさか、ここで大津にかかわった作品に出会えるとは思ってもいなかった。今の大津絵とはやっぱり違って、風格があり、色目も落ち着いた感じに見えましたが・・・時間の経過で変化したのかもです。

   

この後、イベントで信楽焼の貴重な陶器に触れ、使うので、ここで見、感じ、受けた事はいい刺激となりました。

可愛いカップやお皿などここでしか買えなさそうな物がありましたが・・・
今回は心の中にだけのお土産に留めました。
「日本民藝館」ありがとう。又来ます。

駒場の中にはふたつも大きな公園があります。
緑溢れる公園は住民の憩いの場。子供たちの声が鳥のさえずりと一緒にどこからか聞こえてきて・・・
気持ちの良い風が吹いていました。

  

何と「田んぼ」迄あってビックリ。
近所の駒場小学校や、中学校のみんなが田植えから収穫までしているそうです。

自然のパワーはすごいですdouble exclamation

つづく

 

kissy

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