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トトロの村からさらに深く  ・・・・

 

このところ、どんよりした空から降り続いている雨のせいだろうか、急な斜面ではないのに、細い川幅の水の勢いはキラキラ光る飛沫となって勢いよく流れている。

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真っ白な ノリウツギの花  が山の上の方に、川側には手の届きそうなところに咲いている。森の影には、ガクアジサイに似た花、山アジサイといつもは言っている甘茶の花が際立って青い花を見せてくれる。

清々しい山の風を感じながら、びわ湖湖北が見えるところに出る。雲が低く薄墨色に湖面の上に広がっている。

「あ、あれが竹生島か~」 この頃私の話に容易に返事のないキッシーこの時も聞き流された。「独り言!」がその理由らしい。私には機嫌が悪いとしか思えないのだけれど。

「京都の絵画展よりやっぱりこっちに来ると、気がはれるな~」

もう、山歩きをしなくなってだいぶになる。 車ではあってもやはり山は良い。すこしでも山に負担をかけずに登れる事を心掛けて・・・とは思う。

「大阪や神戸やら、京都から来る人が多いのが判るね!」ずーっと独り言を言い続ける。

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高島の運動公園の中に冬の期間しかやっていない「鴫野」の蕎麦がこの時期でも食べる事の出来るところがあり、それとマキノピックランドでしか売っていない「梅干し」を買うことが目的なのだが、それは「先ずはの目的」で、ついついその奥にある風を感じたくなってしまう。人にも、それを優しく包む自然にもいっぱい出会う事の出来た一日に感謝をして帰途についた。

ダジャレではありませんがゆっくりカエルと遊びましたョ。

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水面から顔をだしたヒツジグサ(日本唯一の野生原種)の葉間のカエル 判りますか?ちなみに手前の花は直径10センチほどの小さな花ですから、かなり小さなカエルです。が、このカエルの五分の一の大きさのかなり小さい緑色鮮やかな(多分、子ども)のカエルも

「ほらほらあっちにも、あっちにも」

と指差すキッシーのお蔭で、沢山見ることが出来ました。        。   。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。    。

Hiro

 

トトロの村へ・・

 

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農家の庭、七輪から白い煙が立ち上っています。 いい香りです。

「何を作っておられるのですか?」

おじいさんというには背もしゃんとして、まだお若いおじさん

納屋から出てこられるのを待って車の窓から首を出して聞きました。

「土鍋でご飯たくとこ・・」

気さくに、にこやかに答えてくれます。

「いい香りですね!それに、ここはいい雰囲気の村ですね。」

「そうね、ゆっくりしたところですよ」

「そうですね、まるで、トトロがいっぱいいそうな!・・」

・・・・・・・・ 「 ・・・・え?私耳が聞こえにくくて・・!」

「あ、あのう!まるで、トトロがいっぱいいそうで!」

「ははは・・・・・、そうね。」

「それに皆さん花がお好きなんでしょうか、どこのお宅も花を植えておられて・・・・」

里山というより、人里、温かな風が吹いているな~。

「きょうは、車だから、・・ダメだろうけれど、いいお酒もあるよ!」、土地の銘柄だろうか、こんどは私が聞こえなかったけれどそれはやり過ごして 「またこの次お伺いしたとき、楽しみにしています。その時はよろしくお願いします。」(とは言ったけれどこの村に車以外で来ることはあるのだろうかと一瞬思った。

細く短い道はゆっくり、カーブしている。その道の端で何かしているおばさんを見つけて、またまた声をかけてしまう。この村はそんな事が許されるというか大丈夫そうな雰囲気なのだ。

「作業中にすみません!今やっておられるのは?」

「え?・・・わたし耳が遠くて」といいながら車の窓の傍まで来てくれた。

「これ?・・これ、これはラッキョウ」

「え?」

「ラッキョウ!」

「私も耳が遠くなって・・」

「ふ~ん、でどこから来られたの・・」

「大津、南の方  ・・でラッキョウをどうするんですか?」

「種をとって乾かす準備、」

「あ~!球根を」

「そう!これを乾かしておいて  秋ごろに植える・・・そうすると周りに仰山できるのよ」

 

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おばさんが作業しておられる道を挟んでお家の畑。   そこに

かわいい「お地蔵さん」 、またまたこの村の風を感じさせてくれるお花が添えられていました。

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つづく

 

問題です。

これ、なーんだ?

たこ焼きにも見える?

もぐら叩きにも見える?

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正解は・・・

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沢山のヘルメット。

中学校の合唱コンクールでした。

( 守山市民ホールの会場入り口付近に )

ずらーっと!

それにしても・・・

どれが自分のか、判るんでしょうかね

kissy

今日のアジサイは ・・・・

アナベル。

北アメリカ原産、別名・アメリカノリノキ

面白い名前だな~

白でも色んな白がありますが、

透明感のある、スッキリとした白です。

蕾で咲き始めはグリーン、

そして、徐々に白へ。

秋に、またグリーンに色が変わる

ちょっと不思議なお花

秋のアナベルはドライフラワーでも見かけますね。

いつも真っ白な心で・・・

を思わせてくれる白です。

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kissy

いよいよ・・・

収穫間近!!の小麦畑

この時期しか見られない風景です。

早苗の緑とのコントラスト。

小麦色の○○等と言われますが、意外と日本の景色の中で

馴染みが薄いかも知れません、というのも多分この時期の田んぼの

緑があまりに鮮やか!

だとすると、これだけパン食の習慣が広がった割には日本の

「小麦」が稲の休耕栽培作物としてしか見られていない

気がするのは私だけでしょうか?特に滋賀県は「お米」の産地として

名が通っているので、そういう事になるのかもしれませんが。

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kissy

久し振りに可愛いお手紙。

中川さんからお手紙を頂きました

前日に花束のご予約に、お母さんとベビーカーで

気持ち良さそうに寝ている弟も一緒 

お花屋さんにも慣れたもんです。

中川ひろたかくんは幼稚園生。

自分の事を中川さんと書きます

漢字で書けるようになったようです。

小さなお花のプレゼントのお礼に

頂きました。

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中川さん、ありがとう

kissy

山火事で生き延びる知恵をもった花・・・・

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この時期、目に飛び込んでくる鮮やかな 赤い色。

オーストラリア原産の「ブラシの木」 、 「ボトルブラッシュ」です。

オーストラリアといえば・・・

ニュースになる山火事(少なくとも一年に一回は起こるそうです)。

山火事になる事で、

種を残している植物がある事を聞いたことありませんか?

このブラシの木もそのひとつのようです。

花が終わって種が出来ますが、このままでは種子を

飛ばさないとのこと。

異常な乾燥で自然発生の山火事が起こってはじめて、

堅いコルク状の実が割れて種を飛ばす!!

もちろん、親の木だけでなく近くの植物も燃え尽きてしまう。

( ただし、根はやられないで新しい目を出しますが。)

そこへ、この種がばらまかれる仕組み!言ってみれば、

まるで焼畑農業のような事をするわけです。

オーストラリアの乾燥地帯で知恵を生み出したこの木!

私たちが知る、目にする世界は本当に僅かな事ばかりですね。

そう言えば、奇妙な実を入荷したことがありました。

それが、同じような生態をもつ木の「ユーカリ」の実 でした。

ユーカリの場合、火災が起きると「ユーカリの木」が持つ

ユーカリ油の為アッという間に燃え広がるようです。

( 見たことないので )・・」ようです。

ユーカリが実を付けたものを「テトラゴナ」と呼んで

花屋さんに並ぶこともありますので是非一度、観て下さい。

この「テトラゴナ」が見られるのは冬の終わりの季節

オーストラリアでこの実が出来る夏の初め、すなわち日本では

冬の終わり頃から~ということになります。正式には「ユーカリ ・テトラゴナ」

 テトラゴナ・カクト・ロコという名前を持つ多肉植物がありますので、

お間違いなく。( こちらはアフリカ原産 )

 

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画像は花が咲き始めたブラシの木

kissy     &    Hiro

摩訶不思議な花。

 

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確かに・・・

時計の文字盤にみえる

( 針の本数はご愛嬌 )

見れば見る程、不思議な形をしています。

パッションフルーツとして、

実は食べられるのですが・・・

この花から実ったのは、食べた事がないですね~

種まで食べられるそうです。

それにしても美しい花。

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kissy