お客様の七不思議??というほどあるかどうかどうか判りませんが、
その日によってお客様の「選ぶお花の色が全く同じ」ということがあります。
理由が判らない!(判る時もありますが)
以前は「この方はこの色を選ぶだろうな!」というのが当たったのですが、この頃は殆どお客様にお任せしているせいか、分からなくなりました。
bb_nagano のすべての投稿
ベティブーフはいつまでも・・・・・
不思議な感覚です。「 パルコ 」(東京系)に続いて
「 Oh!Me 大津テラス 」(大阪系)なるものが出来ました。
ここまできて、はっきり判ったことがあります。
それは、その感性がない人たちがいくらやっても間に合わない!
という事です。確かにまだ「パルコ」の方がズーッとましだったかもしれません。がそれを維持できるだけのものを大津の消費者は持っていなかった。
そして、同時に大津市民は左程「大津」に誇りを持っていないのかも知れない。「滋賀」や「琵琶湖」には多少胸を張ることはあってもお隣は山を越えた「京都」であり、近所の大津の人ではないのではないか?
この地でなんとか43年やってきたけれど、
「ここは便利です」という他府県からの方も近隣から引っ越された方も言われます。たしかに「便利なところ」ではありそうです。でも、「文化」らしいものは何も育てていない!
ひとえに行政の側に「人を惹きつける!」という感性と指針がない!
ナイナイづくしに書いていますが、例えば「駅舎」ひとつとっても、日本中同じ雰囲気ばかりでどこに降りてもそこが何処か判る駅舎は無いに等しい。
大分に湯布院というところがあります。今では温泉好きな人ならば知らない人はない程有名になりました。ここの駅舎が古くなったというのでJRは新しく作り直したのですが、これが先程も言ったどこにでもある建物(駅舎)。これまで町おこしで頑張って来られた中谷さん(映画助監督迄されたけれどその道をあきらめ、大分の有名旅館を継がれ湯布院にこの温泉の別荘ともいえる特別な温泉宿を開かれ、ここ湯布院を一躍有名にされた方):湯布院映画祭まで毎年開催/等、がこれに猛烈に反発して駅舎を改築!湯布院らしいどこにもない雰囲気の駅舎にしました。
今では、この駅舎から湯布院の温泉に続く路は溢れんばかりに賑わっています。全国に温泉ブームが起こる先駆け的存在の街です。
どこにだって十分にその良さを引き出せば多くの人を世界中から集められる!そんな日本の風土を生かし切れないのは、先ずはそこに住む人たちがその良さを判っていない!事。そしてもう一つはそれを牽引する行政に感性がない!生かし切れないという欠点に気がついていない事です。気がつくにも感性が必要なため遅れるところはいつまでも遅れたまま!となります・
「近江商人」はこの滋賀(近江)で商売をしていません!商売は外で学んでいます。事業の成功も他府県の都会です。
今でも、大津が学ばなければならない事は「他」の地からです。
これを特に引っ張る行政に「他府県」の感性のある方たちが入らなければ多分これからも大津は県庁所在地でありながら特色のある魅力のある街づくりは期待は出来ません。
東京はマスメディアによる宣伝効果で全国に発信できる強みをもっています。あらゆる文化の集中です。
大阪は大阪人のよって立つプライドがあります。関西はイコール大阪であり、歴史的にも多分京都は関西から独立した存在です。
では
滋賀はどうなのか?大津は?と考えてくると少々暗澹たる気持ちになってきます。
43年前、私の店を東京に出していたならば相当に有名な店になっていたであろうことは皆さんが認めて下さいます。お店の前を通って寄って下さる海外の方たちも同様に言って下さいます。
時間は不可逆性のもの決して戻ることも。「もしも・・」は言っても意味がありません。であるからこそ、私はこの通り、この街が変わって欲しいと心から祈っています。その為にもこの地の良さを十分にわきまえた街づくりが必要です。
勿論!これからもベティブーフは「ときめき坂」の大切な役割を果たしてゆきたいと思っています。
皆さんの応援を心からお願い申し上げます。
自分の為に花を活ける。
南の島。
石垣島を拠点とした、八重山諸島への旅行。
何度目かのブームがきているみたいです
今年に入り、姪っ子が行った2月の卒業旅行から、始まり・・・
3月も、二組のお客様が新婚旅行へ行かれました
今は、スマホもあり、すぐに調べる事が出来て便利になりましたが。
実際に行って、見て、感じて、食べて、地元の人に聞いて・・・
やっぱり、自分で経験して得た事に勝るものはないと思っています。
お薦めのスポットや、ここのあれが、美味しい。
是非、これだけは、忘れずに!!っていう事など・・・・
私達なりの、情報は、せっかく行かれるのなら、お教えしたいなぁ~。
なので、これから行かれる方がおられたら・・・
是非色々聞いてください。
意外と多いのが、2~3日っていう方。
そんなに、しょっちゅう行ける程、近くではないので、
せめて、4~5日は、行って欲しいですね。
自分への一番のお土産。
人気がある反面、淋しいお知らせも去年頂いてました。
石垣島からも一番近くて、日帰りで来られる観光客が多い
「 竹富島 」
この島へは、必ず一泊します。
その時に、いつもお世話になっていた宿が・・・
先月いっぱいで、閉館されました。
頂いたお葉書には、後継者がなく、続けていけない事が。
いい宿だったので、残念。
いくつかある名前の付いた一戸建てのコテージ
いつも泊まっていたのが「 フクギ 」 。
自分の家みたいに、過ごせたからだと思います。
敷地内に併設されていたレストラン。
ここで、島袋 優さんのライブを楽しんだのも、良い思い出です。
先月、オーナーさんに電話をし、少しお話しさせて頂くと
この施設は、このままの状態で、近隣のホテルの従業員宿舎に
なる事が、決まっているそうです。
地方でのこのような事情は、たまに聞きますが・・・
無くなって欲しくなくても、(お客様はあるのにね)
継続出来ない、現実的な事情は、深く心に突き刺さりました。
他人ごとではないので。
そんな事は関係なく、綺麗な空と海の色は、
行く人の心と体を、浄化してくれるのだと思います。
また、帰りたい場所。
「 お帰り 」そう言って、全てを受け入れてくれる
私にとって、南の島は、そんな所です。
kissy
色、色々。
このところ一気に暖かくなって、暑くなって。
花木達も、びっくり
夏の北海道の様に、何もかもが咲き始めて。
そのひとつ、「ヤマブキ」 : でもこれは八重ヤマブキです。
「ヤマブキ」は一重。
イギリスで「イエローローズ」とも呼ばれているらしいです・・・・
お花からも、想像できるように、名前の通りバラ科の植物。
だから、枝には棘もあります。
日本人の感性が、素敵だなぁ~っと思うひとつに 「色」があります。
この「ヤマブキ」の様に、自然の中や、植物達から名付けられた
沢山の色達。
山吹色 ・ ヤマブキイロ ・ やまぶきいろ
声に出して言ってみると本当に良い響き。
黄色でもなく、オレンジでもなくって、ヤマブキ色
この機会に、日本の色の名前を、調べたり、思い出してみたい。
「藍色」 「浅黄色」 「萌木色」 「若草色」・・・・
今、思うだけで、意外とあるものですね。
P.S 但し、これを書いている今!お店の外は11度、冷たい雨が降っています。しかも昨年の二の前にならないためと、県内の「桜祭り」を遅めの今日にしたため、桜の花は無し!寒いし・・・・・・
自然とはこういうものと思い知っている人間様の世界です。
kissy
新しい春の訪れ
見えるよね?
コッタリルさん!お久しぶりです。
緑心寺さんの「白木蓮」は今年も!がんばって咲いてくれました。
今年も!がんばって咲いてくれました。
「木蓮」
「木蓮」とは本当に良く名づけた花の名前だと思います。夏咲く「蓮の花」は一日花、木蓮は一日花ではないのですが何と言っても花弁は寒さに弱く、冷たい風に当たると途端に黒くなってしまいます。それでも、古より残っている花木です。花咲き、花散る季節は別れと春の訪れをまだ冷たい風に乗せて知らせてくれます。
近所にあったいくつかの子株の木蓮が少なくなって見られなくなっているのが気になります。親木の白木蓮の花をいつまで見られるか、・・・・ただ語り継がれるだけにはして欲しくない!と思うのはまるで「平和」を祈る気持ちにも似ている気がします。
それにしても不思議なのは、「寒の戻り」があるのをまるで知らないかのように毎年、春先!暖かな陽射しを受けた途端に我慢せずに咲いてしまう白木蓮の花は春を心から待つ、みんなの気持ちを表しているようです。
ちなみに、木蓮はマグノリアとも・・・マグノリアとは鉄の仮面をかぶった優しい女性を表す言葉です。
PHOTO : きっしー
文 : ひろ
個展のお祝いで。
京都のギャラリーへ、個展のお祝いのアレンジをお届け
今が旬、サンシュユがメインに入った黄色とグリーン。
会場の雰囲気と、作品にピッタリでした。
今回の個展は・・・・・
郷 加奈子 「刺繍展」
歌川広重の東海道五十三次を、刺繍で
日本橋→京都三条大橋迄。
全て揃っています。せっかくなので写真を撮らせて頂きました。
余すところなく全て刺繍です。
どうして始められたのかなぁ?って思ったので、お尋ねしてみましたら。
「ほんのちょっとした事がきっかけだったんですよ。
昔、ほら、永谷園のお茶漬けに・・・・広重のカードが入ってたでしょ
あれ見て、綺麗だなぁーって思って。全部のカードが当たる懸賞に応募
したら、当たって。手元に全部揃ったの。それがきっかけ」
笑顔でそうおっしゃいました。
若々しくて上品な加奈子さん。
滅多に観れない、素敵な作品を見せて頂き、心が豊かになりました。
作品によるそうですが、最低3か月はかかるそう。
広重の五十三次は滋賀だけで5枚
改めて見ると、それぞれに味わいがあります。
広重の作品以外にも、桜やお寺などの風景画等も・・・・
お花の配達に行って、ちよこっと美術鑑賞させて頂き
いい刺激を頂いて、帰って来ました
本物はもっと鮮やか、 是非刺繍展にお運び下さい。
今月25日迄 寺町御池上ㇽ「アートスペース余花庵」にて
Kissy