カラスノエンドウ

 

子供の頃は、“  シービー  ”  と言ったり  “  シービービー ”と  呼んでいた  カラスノエンドウ。

 お花の後の  まだ青い  さやから  小さな豆を取り出し、口に含んで  笛みたいに鳴らして  みんなんで  よく遊びました。とっても上手に鳴らす子もいれば、ぜんぜん  鳴らない子もいて...!            私は、下手だったなぁ。鳴らせた時は  すごく  うれしかった!

 

お店のテラスにも、 あちこちに  カラスノエンドウが  生えています。  ほとんど  土はないのでは...と思うような  アスファルトのすき間からも !!

 

ひげ根を  絡ませて立ち上がり、つかまるところがなければ  横に広がり...

カラスノエンドウが  葉のつけ根にある  蜜線から出す  甘い蜜は、アブラムシの  大好物。     今の時期、少し油断すると  せっかく出てきた  新芽に  アブラムシが  びっしり!  なんていうこともありますが、今のところ 鉢物の新芽は   ほとんど  無事。

 カラスノエンドウのおかげかな。

 

アブラムシも  単に「  害虫  」ではなく、てんとう虫をはじめ  色々な生き物の 食べ物となり、“  命の巡り  ”  を支えてくれている...大切な役割を果たしてくれているんですネ。

みんな  つながりの中で  生きている。

 

 

OTURU