カテゴリー別アーカイブ: みどり店・鉢物

ビカクシダ。

快晴で風なし!

こんな日は、観葉植物の日光浴にもってこい!です。

葉の形が、トナカイ等の角を表す「ビカク」に似ていることから名前がついた「ビカクシダ」。又の名を「コウモリラン」。ランとはいっても、暑さや湿り気が大好きなシダ植物です。

鉢を覆うように広がっている茶色のものは、枯れているのではなく、これも、ビカクシダの葉。

貯水葉」と呼ばれているそうです。

文字通り、水を受け止めて根に送ったり、株の乾燥を防いだりしているのだそう…。

株の中心から出ている緑色の葉は、「胞子葉」と呼ばれる葉で、光合成をしたり、胞子を飛ばしたり。

2種類の葉には、それぞれの役割があるのですね。

そして、少し前から…、

なんか可愛らしいものが出てきています。

茶色の貯水葉の上に…、ほらぁ〜〜。

平たいお皿のようなものは、新しい貯水葉ではないでしょうか?

その隣のコロンとしたものは…?

これからどうなっていくのかが、とっても楽しみです。(子株らしいのですが)

何はともあれ、これからは少しづつ寒さに慣らしつつ、無事に冬を越せるように見守っていく予定です。

 

OTURU

夏からの紅葉。

暑く長かった夏を乗り越えたオオテマリ。

 

同じ木の葉っぱでも一枚一枚、それぞれに表情豊かで、個性的です。

虫食いもあれば葉焼けもあり、厳しかった夏を物語っているかのよう…。

それに…、

本来なら秋になって色づく紅葉が、夏の間から始まっていて、もうこんなに色づいている葉もあります。

秋になってからの紅葉は、季節の変化に伴う冬への備えだけれど、

夏からの紅葉は……?!

暑すぎる過酷な環境から葉を守る為の植物の働きなのだそう。

オオテマリだけでなく、テラスにあるブルーベリーの葉もこの鮮やかさ!!

赤い色の正体、アントシアニンは、

過剰な太陽エネルギーを吸収し、活性酸素の発生を抑え、葉の早期老化を防ぐ、大切な役割を果たしているらしい……。😳

今日は又、夏のような日射しが降り注ぎ、葉っぱ達の奮闘はまだもうしばらく続きそうです。

 

OTURU

 

お花の後の姿。

7月になり、早くも真夏!!

皆様おかわりございませんか?

ここ数日は激しい夕立があり、雨の後のムシムシはすさまじいものがありますね。そんな中、植物達はぐんぐん成長しています。

先日、葉っぱの上に綿毛を発見!!

この綿毛はどこからきたかというと…、

 

もう少し前は……、

そう、ガーベラです!

お花の後、真ん中のタネの部分がだんだん成長して、たんぽぽのような綿毛つきのタネができてきたのです!!

切り花で入荷するガーベラではなかなか見ることのない姿を見せてもらいました。

秋になったらタネまき予定。(これからの長い夏をまずは元気に過ごすことが先決だけど…。)

 

綿毛が乗っていた葉っぱは、ガーベラの葉。

ガーベラの葉を見ることができるのも、

今では、鉢物だからこそです。

 

OTURU

 

梅雨明け。

もう、梅雨が明けたらしい。

雨に濡れてしっとり……というよりは、暑さに耐えて咲いている ここ数年のアジサイ。

こんなに早く夏がやってきたのに、本当に健気。

少しでも快適に過ごしてほしいので、できるだけ日陰に移動中。

影の濃さから日差しの強さがわかります。この強い光を受けとって、どんどん色目を変えていくのが、アジサイのスゴイところ!!

アンティークで味わい深いこれからのアジサイ。

私達も暑さと上手く向き合って、夏を過ごしていきましょう。

 

OTURU

 

身近な薬草。

少しジメッとした日陰が好きで、

お花も葉っぱも特徴的なユキノシタ。

みどり店にある鉢植えのユキノシタも、少し前からお花が咲いています。5枚ある花びらのうち下の2枚が大きくて、とても印象的。

 

葉っぱはというと…、

 

肉厚で、毛深く、それでいて触ると意外なほど柔らかい。(天ぷらにすると絶品らしいデス)

古くから、やけどや湿疹の民間薬、身近で大切な薬草として、家の周りに植えられていたのだそう…。

今、同じ時期に咲くドクダミも代表的な薬草。

気温差や湿度、なにかと体調を崩しやすいこの時期に、足元で咲くユキノシタやドクダミ。

私達をそっと支え、励ましてくれているような気がします。

 

OTURU

 

葉っぱに守られながら…。

早ければ、12月の終わりには咲き始めていたクリスマスローズ。

ここ数年は、あまりにも長く厳しい暑さの影響でしょうか、お花の時期がかなり遅れています。先月の後半ぐらいから、やっとつぼみらしき姿を確認…。

まだ小さいですが、こちらはセミダブルのクリスマスローズ!!

葉のすき間から小さいつぼみがが見えかくれ…。まだ、葉っぱにしっかりと守られています。

他の鉢も株元には新しい芽が育って、それぞれどんなお花が咲くのか…、今からとても楽しみ!デス。

セミダブル黄色系、ピンク系、それにゴールド。 たぶん一鉢づつ一点物だと思います✨。お花の時期はもう少し先ですが、是非出会いに来て頂ければ…と思います。

それにしても上から見たら、株元につぼみがあるのわからない。小さい株の時から葉っぱに守られて育つクリスマスローズ。

なんかすごいなぁ〜って思いながら見守っています。

 

OTURU

日光浴は最高!!

思いのほかおだやか12月のスタートとなりました。

空気は冷たくても、とても気持ちの良い冬晴れです。こんな日は……、

私たちも、植物達も、日光浴をするにかぎります。

こちらは陽射しがあっても風の強い日が多く、今日のような穏やかな日は、本当にありがたいです。

何度か冬を越しているとはいえ、油断は禁物。これからの寒さに負けないよう、置き場所を変えたり、店内に取り込んだり…。寒さ対策をしながら冬越し準備中です。

何かと気ぜわしい12月ですが、少しホッとできる時間も作って、毎日、大切に過ごしていけるといいですね。

 

OTURU

待望の一輪。

鉢植えのガーベラに待望のお花が咲きました!!

葉っぱの根元に姿を現したつぼみ、

 

小さなこのつぼみを見つけた時はとてもうれしかったなぁ〜。

花茎が伸び出してからは、急成長…!

あっと言う間に咲いて、今も健在です✨。

高温多湿が苦手なガーベラにとって、長い長い夏がようやく終わり、待ち望んでいた季節の到来。

まだお花はこの一輪だけだけど、これからどんどんつぼみが上がってくることを楽しみに、陽当りや風通しの良い場所でみまもっていきたいです!!

まずは一輪、お花咲かせてくれてありがとう。ほっとした顔

 

OTURU

 

 

春モミジ。

気温の上昇と共にめざましい勢いで芽吹いている テラスの鉢物。

芽吹いたばかりの柔らかな葉。その中に、もうつぼみがあるの、わかりますか?

葉っぱと一緒に風に揺れて、とても気持ち良さそう……。見ているこちらまで穏やかな気持ちになってきます。

柔らかなモミジの新芽は、秋の紅葉に勝るとも劣らぬ美しさ。春モミジといわれる由縁です。

開き方や色は、本当にそれぞれ。

春を迎えた喜びがつまっている芽吹き。

期間限定の今だけのお楽しみ、今年も味わうことができました。

本当にありがとう。

 

OTURU

やっと少し春らしく…

今年も、ようやくクリスマスローズの季節!!

昨年のあの災害級の暑さや、秋の雨不足、最近の激しい寒暖差等、今までとは違いすぎる季節の巡りの中で、こうして咲いてくれることは決して当たり前のことではない。

そんなことをひしひしと感じる日々です。

クリスマスローズと共に沈丁花も咲き出し、風に乗ってほのかに良い香りが漂い始めました。

自然界のみんなは、春にむかって少しづつ確実に歩みを止めずに進んでいる。

私達も自然界の一員。

新しい春を迎えにいきましょう。

 

OTURU